慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスで行われた「未来構想キャンプ2015」に参加してきました

2015年8月1日

慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(以下SFC)では、毎年高校生を対象に「未来構想キャンプ」を行っています。

未来構想キャンプ | 慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)

このキャンプは野営をするわけではなく、それぞれのワークショップごとに与えられる課題を、参加者のアイデアと実行力で解決し、未来を構想するイベントです。

参加には事前審査を通過する必要があり、またイベントで表彰されるとSFCのAO入試で有利になるということもあり、参加することは簡単ではないようです。

なんとか審査を通過することができ、実際に参加してきましたので、その時に感じたことをお伝えします。

ワークショップ01 実世界プログラミング

今年は6つのワークショップが開催され、それぞれ違った課題を考えます。

僕は、ICTやプログラミングを得意としているため、ワークショップ01「実世界プログラミング」に参加しました。

このワークショップは、参加にプログラミングが必須だったため、それぞれ僕のように独学で勉強したり、Life is Techなどで勉強したりしていました。

個人的な話になってしまいますが、何気なく話をしていた人が、よく出来ているなと思ってたこのアプリの作者で、かなり驚きました。

当日は、午前の部と午後の部に分かれてFirefox OSアプリ開発のハンズオンと、「フォックスハンティング」というゲームを行いました。

Firefox OSハンズオン

皆さんは、Firefox OSをご存知でしょうか?

ブラウザのFirefoxをベースに作られたOSで、この上で動くアプリは全てWebのテクノロジで構成されています。

fx0_fox_m

auから発売されているFx0という端末を使い、Firefox OSアプリの開発を行いました。

午前中には、JavaScriptを使って環境光センサ、近接センサ、ディスプレイのタッチの3つの情報を取得し、Audio APIを使ってテルミンのようなものを作りました。

フォックスハンティング

Meet-the-Firefox-OS-Mascot-a-Fox-That-s-on-Fire

午後は、フォックスハンティングと題されたゲームを行いました。

大きな教室に、机が10×9並べられており、それぞれにQRコードが貼られています。
そのどこかの机にキツネがいるのですが、どこにいるのか分かりません。キツネがいる机のQRをスキャンすると、キツネを捕まえることが出来ます。

QRコードからは、自分のいる座標と、キツネまでの距離を取得することができます。
また、チーム戦となっており、同時に3台の端末を使うことが出来ます。

チームごとの得点で競い、QRコードをスキャンする度に減点され、キツネを捕まえると加点されます。少ない回数で捕まえたほうが高得点なわけです。

レベルが上がると、キツネが動いたり、キツネが増えたりします。

1時間半で、この課題を解決する手法考え、アプリとして実装するところまで行わないといけません。

1匹であれば、そこまで難しいプログラムを書く必要はありません。しかし、動き始めると捕まえるためにチームワークや速度も要求されるため、非常に難しかったです。

自分のチームは、時間内にキツネの座標を表示するプログラムまで書き上げることが出来たので、得点としては1位になることができました。しかし、他のチームも様々なアルゴリズムを考えており、非常に参考になりました。

未来構想をするということ

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開会式にて、SFCの先生方が「入試だとは思わず、楽しんで欲しい」とお話されていました。

僕があまり入試を意識せず参加したからかもしれませんが、このイベントは本当に楽しむことができました。

これから普及すると考えられているIoT(モノのインターネット)を体験することができ、これからどのような時代になるのか、楽しみでもあります。

一方、僕がキャンプに参加して一番印象に残ったのは、他の参加者とグループで活動したことでした。

プログラミングのハードルが下がったとはいえ、同じ学校でプログラミングを勉強している人間は多くありません。

今回与えられた課題は、一人で解決することも可能だったと思います。しかし、作業の内容を分担したり、お互いに指摘し合いながら進めなければ、制限時間の中でアプリ化まで行うのは難しかったのではないかと思っています。

キャンプでは、考えることができ、実行力を持った人たちと一緒に作業したり、競いあったりしました。これは、どのワークショップでも共通していることだと思います。

新しいことを行うためには、結局チームでどのように成果を出せるかということが大切なのかもしれないと感じました。

このことを再認識することができ、非常に有意義な一日でした。

Shun Kashiwa

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ブログ書いたりWebエンジニアリングしてみたり。浅く広い人間です。